kintone入門から応用まで、学習資料・サービスのご紹介
kintoneは、システム開発のスキルがなくてもアプリが作れるノーコードツールです。とはいえ、学習の機会がないまま始めると、つまずいてしまうことも少なくありません。
- kintoneを導入してみたけど、何から始めればいいのかわからない
- 機能が多いのはいいけれど、多すぎてよくわかっていない
- やりたいことがkintoneの機能ではできないのか、自分たちの知識が足りないだけなのかよくわからない
こんな悩みをお持ちの方は、まず、kintoneの基礎をきちんと学ぶことをおすすめします。
学ぶと言っても、どうやって?と思うかもしれませんが、kintoneにはたくさんの学習資料があります。
本記事では、みなさんのkintone学習に役立つ、各種ガイドやサービスをご紹介します。
お悩み別・kintone学習用資料のご紹介
お悩み1. kintoneを始めたばかりでよくわからない
はじめてのkintoneガイドブック
「どんなアプリを作るか決めていないけど、とりあえずkintoneに触ってみたい」という方にお勧めです。
アプリの作成やデータ登録、ユーザーの追加など、基本的な操作方法が丁寧に説明されています。
初級編はおおよそ30分~1時間程度で実施できる内容になっているため、まとまった学習時間をとることができない方も気軽に始められます。
2014年に作成された資料なので、現在のkintoneの画面とは少し異なる部分もありますが、短時間でkintoneのことを理解できます。
動画でキントーンを学ぶ!kintone Seminar on Demand
テキストや画像だけの資料では操作方法がわかりにくい、実際に操作しているところを見たい、という方にはyoutube動画がおすすめです。
こちらは、kintone公式チャンネル内にあるkintone機能紹介動画のプレイリストです。
サイボウズ公認kintoneエバンジェリストの方が、画面を操作しながら基本機能を解説されています。
各動画3分~10分未満ととても短いので、隙間時間に気軽にkintoneの基本機能について学習できます。
サンプルアプリを活用する
とりあえずすぐに試して使用感を確認したい、という場合はサンプルアプリをご活用ください。
kintoneアプリストアには、すぐに使えるサンプルアプリが100種類以上用意されています。
サンプルアプリも、自分で作成したアプリと同じように設定変更やカスタマイズができます。
そのまま利用してもいいですし、カスタマイズしてより使いやすくしてもOKです。
kintone(キントーン)- すぐに使えるサンプルアプリ | サイボウズの業務改善プラットフォーム
お悩み2. きちんとしたアプリを作りたいけど、機能や進め方がよくわからない
kintone認定アソシエイト試験対策シリーズ(フィールドの種類)
アプリを作り始めると、「追加したい項目は決まっているけど、どのフィールドが適しているのかわからない」と悩むこともでてきます。
こちらの動画では、各フィールドの特徴や設定手順が、使用例と共に解説されています。フィールド選びに迷う時には、ヒントになるかもしれません。
kintone認定アソシエイト試験対策 第11回 2-2 フィールドの種類(その1) <テキスト第4版対応>
解説されているフィールド:ラベル、文字列1行、文字列複数行、数値、計算
kintone認定アソシエイト試験対策 第12回 2-2 フィールドの種類(その2) <テキスト第4版対応>
解説されているフィールド:ドロップダウン、ラジオボタン、チェックボックス、複数選択、日付、時刻、日時、添付ファイル、リンク
kintone認定アソシエイト試験対策 第13回 2-2 フィールドの種類(その3) <テキスト第4版対応>
解説されているフィールド:ユーザー選択、組織選択、グループ選択、スペース、罫線、グループ
これらはkintone認定アソシエイトの受験者向けの動画ですが、各機能について詳しく解説されているため、アプリの検討をするときにもご活用いただけます。
kintone 便利に使おうガイドブック
テーブルを使った複雑な構成のアプリにしたり、アプリ間のデータに関連性を持たせたり、承認フローを追加したりと、kintoneにはたくさんの機能があります。
それらの機能を知っているのと知らないのでは、kintoneの使い方に大きな差が出てきます。
こちらのガイドブックでは、そんな便利だけど知識が必要な機能の使い方を、ていねいに解説してくれています。
弊社ブログでも、計算フィールドで使える関数についての記事を作成しております。
ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。
誰でも簡単にできるkintoneアプリの設計方法教えます! | Worklog-Inc
作りたいアプリが決まったら、そのアプリが「何のためのアプリか」「どんな情報を持たせるか」など、アプリの概要を整理することをおすすめします。
アプリをすぐに作り始められることもkintoneの魅力です。ただ、初めに設計書という形で整理しておくと、どんな機能や作業が必要かが明確になり、スムーズにアプリ作成を進めることができます。
こちらのページでは、kintoneアプリの設計方法がサンプル付きで紹介されています。
誰でも簡単にできるkintoneアプリの設計方法教えます! | Worklog-Inc
慣れてきたら、自分たちに合った進め方や設計書の方針をまとめると、より進めやすく、使いやすいアプリが作れるようになります。
お悩み3. 自分達の使い方があっているかわからない・他の会社はどんな使い方をしているのか知りたい
kintoneをもっと活用したい、他の会社はどのように活用しているのかを知りたいという場合には、他社の導入事例からヒントを得られるかもしれません。
kintone(キントーン)導入実績30,000社 – 導入事例 | サイボウズの業務改善プラットフォーム
業務×業種×用途×規模別に導入事例を検索することができる事例紹介ページです。
それぞれの企業がどんな問題を抱えていて、kintoneを活用してどのように問題を解決したか、どのようなプラグインや外部サービスを利用しているかなどが紹介されています。
自分達の業種はもちろん、全く違う分野の企業の情報も、もしかしたら参考になるかもしれません。
kintone(キントーン)導入実績30,000社 – 導入事例 | サイボウズの業務改善プラットフォーム
JCSも学習支援サービスを提供しています
さまざまなkintoneの学習資料を紹介させていただきましたが、それでも少しハードルを感じる、相談相手や教えてくれる人が欲しいという場合もあると思います。
そんな方々のために、JCSの伴走支援サービス「キントレ」では、kintoneの学習支援サービスを提供しています。
kintoneチュートリアル資料
はじめてkintoneに触れる方に、kintoneの基本機能に慣れていただくためのトレーニング教材をご用意しております。
資料を見ながらkintoneを操作するだけで、アプリ作成に関する基本操作に一通り触れることができる、シンプルな構成になっています。
各操作画面のキャプチャーを掲載し、一人で学習を進められるよう作成しておりますが、ご希望や状況に合わせて弊社メンバーがサポートすることも可能です。
研修形式で学ぶkintone
弊社メンバーがオンライン/オフラインでkintoneの基本機能をレクチャーします。
研修は実際にkintoneを操作していただく演習が中心となっており、講師が説明とアドバイスをしながら実践的にkintoneを学ぶことができます。
また、kintoneチュートリアル資料を合わせてご利用いただくことで、より理解を深められる内容となっております。
おわりに
kintoneには色々なハードルもありますが、自分たちで学習を進める方法や誰かに頼る方法など、色々な解決策もあるサービスです。
ぜひ、自分たちに合った解決策を見つけてkintoneの活用を進めてみてください。そして、困ったときには私たちパートナーを含む、様々なkintoneエコシステムをご活用ください。
JCSでは、学習のサポートはもちろん、アプリ開発から運用サポートまで、皆様の課題に合ったサービスを提供しています。興味のある方は、以下のページをご覧ください。