【テンプレート公開】スクラム開発をするならNotionがおすすめ
JCS DX推進グループでは、アジャイルのフレームワークであるスクラムを採用しています。
スクラム開発をするにあたって、様々なプロジェクト管理ソフトを試しましたが最終的にNotionに落ち着きました。
今回はNotionでスクラム開発をするメリット/デメリットについての解説と、弊社で実際に使用しているテンプレートを紹介していきます。
こんな人におすすめの記事です
- スクラムに興味がある/スクラムを始めたい
- コスパの良いプロジェクト管理ソフトを探している
スクラムとは
スクラムは、アジャイル開発の最もポピュラーなフレームワークです。
スプリントという短い周期でリリース可能なプロダクトを徐々に作っていくという特徴があります。
今回は詳しく説明しませんが、詳しく知りたい方はスクラムガイドを参照することをお勧めします。
Notionとは
Notionは、タスク管理にドキュメント作成、メモ帳、カレンダーなど、あらゆる情報をひとつのワークスペースで管理できるクラウドアプリです。
データの共有やコラボレーションのためのツールは沢山存在します。用途に応じた複数のツールを使っている人は多いのではないでしょうか。
Notionは柔軟で多機能なので、こうしたツール全てを一つにまとめることができます。
Notionのメリット
コスパが良い
プロジェクト管理ソフトは1ユーザーあたり¥1,000前後のものが多いですが、Notionのチームプランでは$8で無制限のゲストを招待することができます。
ゲストアカウントでも基本的な機能は殆ど使うことができます。
他のプロジェクト管理ソフトを使った場合に比べて、大幅にコストを抑えることができます。
柔軟に対応できる
チームやプロジェクトの状況によって柔軟に対応できることもNotionの強みです。
プロジェクト管理ソフトを使っている場合は、新しい機能を追加したいと思った時には拡張機能を探す必要があります。
運よく拡張機能が用意されていれば良いですが、目的とした機能がない場合もあります。その場合は諦めるか別のツールを使う必要があります。
Notionであれば、柔軟に対応できるため新しい機能を追加したいと思った時にすぐに追加することができます。
Notionのデメリット
操作に慣れるまで少し時間がかかる
Notionを使ったことがない場合は、慣れるまで少し時間がかかると思います。
あまりにも多くの機能があるので、最初は戸惑ってしまうかもしれません。
公式のガイドなどを参考に少しずつ慣れていく必要があります。
セットアップに時間がかかる
操作に慣れることも少し時間がかかりますが、使いやすい形にセットアップすることにも時間がかかります。
プロジェクト管理ソフトを使う場合は、決まった使い方があるのでそれに沿って利用することになります。
Notionの場合は決まった使い方がないので、自分で形を作って使い方を決めていく必要があります。
しかし、目的にあったテンプレートを活用することで、セットアップの時間がかかるというデメリットは少なくなります。
テンプレートの紹介
弊社で実際に使用しているスクラムのテンプレートを紹介します。
具体的な使い方はテンプレート内の「基本的な使い方」ページにまとめてあるので、ここでは機能を中心に紹介します。
※テンプレートのリンクはこちらです。複製して自由にご利用ください。
バックログ
プロダクトバックログに新しいタスクを追加できることができます。
できること
- 課題の追加
- 優先順位付け
- ストーリーポイントでの見積もり
- フェーズの計画
- ユーザーストーリーマッピング
ボード
スプリントの具体的な計画を行うことができます。
スクラムガイドで言うところのスプリントバックログになります。
できること
- スプリントの計画
- 担当の振り分け
- 自分に割り振られたタスクの確認
- ステータスの更新
デイリーレポート
タスクをもとにデイリーレポート(日報)を作成することができます。
デイリースクラムなどのイベントで活用してください。
できること
- ボードをもとにデイリーレポートの作成
- タスクと日報の同期
インセプションデッキ
プロジェクトの全体像をチーム内で共有するためにインセプションデッキを作成することができます。
完了の定義
何をもって完了とするかをチーム内で共有するために完了の定義を作成することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Notionでスクラム開発をするメリット/デメリットについての解説と、弊社で使用しているテンプレートの紹介をさせていただきました。
テンプレートの基本的な機能を紹介しましたが、他にもスクラムを進めるための便利な機能があるので是非使ってみて下さい。
JCS DX推進グループでは、スクラム開発を通してDX推進をサポートする「レンタル内製チーム」というサービスを展開しています。
ご相談は無料で承りますので、お気軽にご連絡ください。