krewSheetを使って予定表を作ってみました
みなさんこんにちは、Y.M改め「みよっち」です!肌寒い季節になってきましたが、私のkintone熱は冷めませんよ!
前回はkrewシリーズの勉強会について紹介しましたが、その中でも特にkrewSheetの良さを感じたので、早速サンプルを作成しました。
サンプルの紹介の前に、まずはkrewSheetについておさらいしてみましょう。
krewSheetについて
krewSheetは、kintoneの一覧をExcelのように表示して、データの入力までできるツールです。
単純にExcelライクになるだけではなく、ピボットテーブルのような集計機能や、行列変換まで行うことができます!
krewSheetの魅力は、なんといってもExcelのような表現が出来ること。
kintoneの標準機能だけではできない画面を作れることは、単純に楽しそうです!
さっそく予定表を作ってみる
今回は、曜日別の行動予定表を作ってみたいと思います。Excelで作ると以下のようなものです。
kintoneの標準機能だけでは実現が難しいものですね。かといって、Excelのままだと情報が散らばる、最新版がどのファイルかわからない、うまく共有して編集できないなどの悩みが出てしまいます。
この表を、krewSheetを使って作成してみたいと思います。
Xrossモードを活用
krewSheetにはXrossモードという機能があり、ピボットテーブルのように横に集計をすることができます。
Xrossモードには、「ピボットビュー」と「行列変換ビュー」という2種類の表示方法があります。
ざっくり分類すると、集計する場合には「ピボットビュー」を、集計しない場合は「行列変換ビュー」を使うという使い分けができます。
今回は集計する必要はないので、「行列変換ビュー」を使用して作成してみます。
Xrossモードの「行列変換ビュー」を使って設定する
行動予定表のもとになる、誰が何曜日にどこに行くというデータを、以下のように用意しました。
このデータをkrewSheetでうまく表示したいと思います。
krewSheetを設定する
Xrossモードの指定は簡単です。krewSheetの設定画面で「Xross」を選択した後、ビューを「行列変換ビュー」に指定します。
その後は行、列、値のエリアに項目をドラッグするだけで段々と表が完成していきます。
予定表の完成
完成した予定表はこちらになります。Excelと同じような表現が簡単にできました!
見た目だけでなく、Excelと同様にデータを直接編集することができます。
「ランク」の部分は条件付き書式の機能を使っています。これもExcelと同じような機能なので、色をつけて目立たせるなど、いろいろ工夫が出来そうですね。
おわりに
krewSheetを使用すると、簡単なマウス操作だけでkintoneの表現の幅が大きく広がり、感動します。
一見難しそうだと感じられるかもしれませんが、触ってみると、思ったより簡単に設定ができます。少し慣れて使い勝手がわかれば、いろいろと便利なものが作れるようになりますよ!
30日間の無料体験もありますので、みなさんもぜひ、krewSheetを実際に試してみてください。
試してみたいけど、自分だけでは難しそう・・・と感じる方も多いかと思います。
弊社では、「キントレ」というkintoneの専門チームをレンタルするサービスを行っております。
krewSheetの導入~設定はもちろん、kintoneに関する各種アドバイス~開発~内製化支援まで、様々なケースに対応可能です。
ご相談は無料で承りますので、kintoneやkrewシリーズに関する興味や悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた人
みよっち(Y.M)
kintone認定アソシエイト。10数年行った金融系SEから、kintoneSEにキャリアチェンジしました(一念発起したわけではなく、流れ的に)。kintoneと息子をこよなく愛しています。
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