自動採番プラグイン

アイキャッチ

kintoneアプリのレコードに、自動で「1,2,3・・・」といった連番を付与できるプラグインです。

顧客コードを自動で付与したり、受注番号を自動で採番したりと、活躍の場面は多くあります。

モバイル版とAPIトークンにも対応しているため、スマホで使われるアプリや、レコードのアクセス権を設定しているアプリでも導入していただけます。

概要

レコード作成時に一意の番号を自動生成し、手動入力による手間やミスをなくします。kintoneには様々な自動採番プラグインがありますが、このプラグインは次のような特徴があります。

簡単操作でお手軽に導入

  • 設定内容は必要最低限。説明に従って順番に設定していくだけで、誰でもすぐに使い始められます。

APIトークンが設定できるため、レコードのアクセス権と共存可能

  • APIトークンに対応しているため、レコードのアクセス権が設定されたアプリでも利用いただけます。
  • (例)レコードのアクセス権が設定されている場合、Aさんに見えるデータは「00005」が最大なのに、Bさんが見えているデータは「00004」が最大となるケースがあります。APIトークンに対応していない場合、Bさんがデータを登録すると、「00005」と採番し、番号の重複(または重複エラー)を起こしてしまいます。

モバイル版に対応

  • PC版はもちろんのこと、kintoneのモバイル版でデータを保存した場合も問題なく動作します。

一括採番には非対応

  • CSV取込みや、外部から作成されたレコードには採番されません。kintoneのレコード作成画面で保存された場合のみ、自動で採番されます。
  • 採番されていないレコードに一括で採番する機能も存在せず、搭載の予定もありません。そのような機能が必要な場合は、他社製の有償プラグインをご検討ください。

利用シーン

  • 顧客コードや商品コードなど、マスタ系アプリでユニークキーを付与したい
  • 注文番号や請求書番号など、一意の管理番号を手軽に付与したい。
  • 手動でのコード入力が手間なので、データ入力を効率化したい。
  • データ移行時に備え、レコード番号をユニークキーにすることは避けたい
  • CSVでのデータ入力はないので、無料で機能がいい自動採番プラグインを探している。  など

設定手順

kintone環境にプラグインを導入する

  1. 右上の歯車マークをクリックし、[kintoneシステム管理]をクリックします。
  1. [kintoneシステム管理]画面から、その他の「プラグイン」をクリック。
  1. [プラグイン]画面より「読み込む」をクリックします。参照からプラグインデータ(zip形式)を選択します。
  1. 読み込んだプラグインに選択したプラグインが表示されます
  1. 適用するアプリを開き、アプリ一覧画面の右上にある歯車マークをクリックします。
  1. [設定]タブから[カスタマイズ/サービス連携]を探し、「プラグイン」をクリックします。
  1. 追加するをクリックします。
  1. 設定するプラグインのチェックボックスにチェックをし、左上の追加をクリックします。

プラグインの設定を行う

  1. プラグインページから「自動採番プラグイン」の歯車マークをクリックします。
  1. 設定画面では、各項目の説明に従って設定を行ってください。
  1. 設定が完了したら、一番下の保存ボタンをクリックします。
  1. 最後に[アプリの設定]ページで「アプリを更新」をクリックします。

APIトークンの設定を行う

  1. カスタマイズ/サービス連携の下の「APIトークン」をクリックします。
  1. 「生成する」をクリックします。
  1. APIトークンが生成されますので「レコード閲覧」にチェックが入っている事を確認した上で保存します。
  1. アプリの設定画面に戻りますので、アプリの更新をクリックします。
  1. アプリの更新完了後、再度アプリの設定画面を開き、カスタマイズ/サービス連携の下の「APIトークン」をクリックします。
  1. APIトークンをコピーしてください。
  1. 自動採番プラグインの設定画面を開き、画面下部のAPIトークンの欄に、先ほどコピーしたAPIトークンを貼り付け保存します。
  1. これでAPIトークンの設定は終わりです。この設定をする事で、レコードのアクセス権を気にせず利用する事ができます。

注意点

  • 無料でご利用いただけます。
  • スマートフォン版にも対応しています。
  • サポート等の有償保証をご希望の場合、対応いたしますキンプラメンバーシップをご利用いただくか、詳細をお問い合わせください。
  • kintoneのアップデートに応じたバージョンアップ対応は行ってまいりますが、有償保証のお客様を優先対応いたします。
  • 自動採番のフィールドとして設定できるのは「文字列1行」のみです。
  • レコード作成画面で保存された場合のみ採番されます。
  • 一覧画面上での一括採番のような機能は存在しません。

リリースノート

2025/1/29 Ver.1.0 リリース


kintoneプラグイン利用申し込み

ご利用を希望される方は、下記フォームへ情報を入力して送信ください。送信完了後にダウンロードリンクが表示されます。