検索プラグイン
kintoneで少し使いにくい部分である検索機能を、簡単かつお手軽に使えるようにするプラグインです。
一覧画面で直接キーワード検索をすることはもちろん、ドロップダウン検索によって簡単に絞り込み検索ができるようになります。
フィルターのアイコンをクリックし、検索項目を選び、検索内容を入力し・・・といった手間はもうかかりません。kintoneを使う上でひとつのハードルとなる検索機能を、スムーズに扱えるようになります。
概要
一覧画面で、テキスト検索及びドロップダウン検索をすることができます。
表示位置の設定機能
一覧画面の上部は、kintoneのプラグインがよく使う部分です。プラグイン同士の競合を避けるため、2つの表示位置から選ぶことができます!
一覧選択右側
※一覧選択右側の場合、1個のドロップダウン検索が配置可能です。
一覧選択下側
※一覧選択下側の場合、ドロップダウンは最大5個まで配置可能です。
テキスト検索機能
テキスト検索は、Google検索のように、検索ワードを入力して検索する機能です。
検索対象は以下の2通りから選べます。
- 検索可能な全てのフィールドを検索する
- 検索対象のフィールドを指定して検索する
※検索可能なフィールドタイプについては”注意点”をご覧ください
ドロップダウン検索機能
ドロップダウン検索は、選択肢の中から項目を選んで絞り込み検索を行う機能です。
非常に便利な機能ですが、全データから選択肢を生成する都合上、以下の制約があります。
- 大量データの場合、初回の読み込みに時間がかかります。
- 2回目以降は、読み込みの時間はかかりませんが、最新のデータが自動では取得されません。「フィルター最新化」ボタンを押すことで再読み込みを行い、フィルターが最新化できます。
- 上記は、kintoneの「1日に実行できるAPIリクエスト数」の制限を考慮した制約となります。ご了承ください。
設定手順
kintone環境にプラグインを導入する
- 右上の歯車マークをクリックし、[kintoneシステム管理]をクリックします。
- [kintoneシステム管理]画面から、その他の「プラグイン」をクリック。
- [プラグイン]画面より「読み込む」をクリックします。参照からプラグインデータ(zip形式)を選択します。
- 読み込んだプラグインに選択したプラグインが表示されます。
- 適用するアプリを開き、アプリ一覧画面の右上にある歯車マークをクリックします。
- [設定]タブから[カスタマイズ/サービス連携]を探し、「プラグイン」をクリックします。
- 左上のプラグイン追加をクリックします。
- 設定するプラグインのチェックボックスにチェックをし、左上の追加をクリックします。
プラグインの設定を行う
プラグインの設定画面
- プラグインページから「検索プラグイン」の歯車マークをクリックします。
- プラグインの設定ページで各種設定を行い、最下部の保存ボタンをクリックします。
- 最後に[アプリの設定]ページで「アプリを更新」をクリックします。
注意点
- 無料でご利用いただけます。
- ゲストスペース内アプリでの利用が可能です。ただし一部制限される機能があります。
- ゲストスペース内アプリの場合、テキスト検索でゲストユーザーを検索することができません。
- ゲストユーザーが利用する場合、「ユーザー選択」「作成者」「更新者」「グループ選択」「組織選択」のドロップダウンは表示されません。
- テキスト検索の対象外フィールドは以下の通りです。
- 文字列 (複数行)、リッチエディター、日付、日時、時刻、添付ファイル、作成者、更新者、作成日時、更新日時、カテゴリー。
- ドロップダウン検索の対象外フィールドは以下の通りです。
- 文字列 (複数行)、リッチエディター、添付ファイル、時刻、作成日時、更新日時、カテゴリー。
- プラグインの配置位置によって、ドロップダウンの最大表示数が変わります。
- 一覧選択右側の場合、1つだけ表示されます。
- 一覧選択下側の場合、最大5つまで表示できます。
- テキスト検索は、最大30文字まで入力できます。
- テキスト検索では、検索対象のフィールドがあまりに多い場合、エラーが発生して検索できない場合があります。頻発する場合には、プラグインの設定画面にて検索対象フィールドを限定してください。
- ドロップダウン検索で絞り込んだ項目を、さらにテキスト検索で絞り込むこと(またはその逆)はできません。kintoneの検索仕様により、実現が困難なためです。
- モバイル版には対応しておりません。
リリースノート
2024/08/01 ver.3.0 リリース
- 正式版としてリリースしました。
- 一部機能の改善をしました。
2024/07/02 ベータ版2.0 リリース
- ゲストスペースの利用が可能になりました。
- 一部機能の改善をしました。