おしゃべりkintone vol.5 カイゼンマネジメントエキスパート合格のコツを聞きたい!

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kintone
2026年03月10日

おしゃべりkintoneは、JCSのメンバーがkintoneに関する雑談をする会です。

第5回は、kintone認定資格の中で現在の最上位資格である「カイゼンマネジメントエキスパート」の合格を目指す吉村が、資格を持つ武田さんとkさんに色々と質問をしました。

学習方法はもちろん、試験中の時間配分や、採点官に響く記述のコツなどを詳しく聞いています。資格取得を目指す方は、ぜひご覧ください。

※カイゼンマネジメントエキスパート試験の概要はこちらをご覧ください!

「時間配分」と「解き方」のコツ

早速ですが、まずは実際の試験について話をしていきたいと思います。
私が気になっているのは、時間配分。試験時間は140分と長いですが、私は3つある演習問題のうち、最後の問題に使える時間が10分しか残らず、ただ文字数を埋めるだけの記載になってしまいました。

時間内に全問解ききるための、マイルールのようなものはありましたか?

僕は「実績登録」を真っ先に終わらせていました
実績登録は事前に準備ができるので、一字一句暗記はしなくても、「ここを書いて次にこれ」という流れを把握しておけば、当日悩まずに済みます 。

あとは、長いシナリオを読み始める前に「設問」を先に読むことです 。
設問を読むだけで答えられるものもありますし、先に頭に入れておけば、シナリオを読みながら「あ、ここが答えのポイントだ」と見抜けるようになります 。

設問を先に読むと、どこを課題としているかが明確になりますからね 。
シナリオはあくまで前提や補足情報として扱い、必要な部分だけを拾いに行くのが効率的です 。

…なるほど。
今思えば私は律儀に最初からシナリオを読み込んでから設問を見ていたため、「あれ、今の情報どこに書いてあったっけ?」と何度もシナリオを見直して時間を無駄にしていました。

次からは絶対に設問から先に読んでみます!その上で、1問にかける時間の目安も決めておこうと思います。

SIGNPOSTを「自分の言葉」に変換するコツ

次に気になるのは、実際の回答内容です。
エキスパート試験は、kintone SIGNPOSTをきちんと理解して回答を進めていく必要があると思います。

私が悩むのは、SIGNPOSTのパターンを事例に合わせてうまく“翻訳”して書くことです。もし、汎用性が高くて使いやすい「お守り」のようなパターンを持っていれば、教えてほしいです。

特定のパターンというよりは、評価の仕組みを意識していました。
SIGNPOSTの「問題と結果」の構造を借りて、その「結果(根拠)」の部分を問題文の状況に合わせて書き換えるんです。

参考)kintone SIGNPOSTでは、以下のように「状況」「問題」「解決」「結果」といった具体的な例が書かれています

kintone-SIGNPOST-状況・問題
kintone-SIGNPOST-解決・結果

配点の高いステップを重点的に書くことも大切ですね。
特に「プロジェクトの企画」や「設計・構築」は配点が高い傾向にあるので、そこをSIGNPOSTの観点に沿って着実に埋めていきます。

無理に高い「A判定」を狙って独自の意見を盛り込みすぎるより、まずはSIGNPOSTに忠実に記述して、確実に「B判定(合格ライン)」を取りに行くのがコツですね。

参考)エキスパート試験は、配点や評価尺度が公開されています

kinotne-カイゼンマネジメントエキスパート-評価観点・評価尺度

ついつい自分なりのカッコいい解決策を書きたくなってしまいますが、まずは型(SIGNPOST)を崩さずに、事例の状況を当てはめていく「翻訳力」を鍛えるのが合格への近道なんですね。

SIGNPOSTを読み込んで覚えるだけではなく、読んだ事例を、様々な状況や自分の経験とあてはめて考えるようなこともチャレンジしてみようと思います!

「立場(ロール)」の切り替えについて

試験では「営業マネージャー」などの設定が出ますが、気付けば自分の業務である「伴走支援者」の立場で書いてしまったりします。立場を切り替えて考えるためのポイントはありますか?

私はそこまで強く立場を気にしてはいませんでした。
伴走支援者でも社内のリーダーでも、SIGNPOSTに沿って課題をどう解決するかという本質に大きな違いはないからです。

僕も同意見です。
どの立場でも守るべきSIGNPOSTの原則は共通していますからね。
ただ、立場によって「取れる手段(アクション)」だけは変わってきます

そうですね。
「現場を巻き込む」という原則は同じでも、部長なら「体制図を作る」、現場リーダーなら「ヒアリングする」といったように、その立場だからこそ取れる手段をSIGNPOSTが目指すべき結果と結びつけていく感覚です。

立場に振り回されるのではなく、「この立場ならSIGNPOSTのこの原則をどう実行するか?」という視点で考えれば、自分自身の立場(伴走支援者)と混同せずに書けそうな気がしてきました。

「立場」を「手段の選択肢」として捉え直してみます!

最後に、学習方法について

最後に、お二人がどのように試験対策をしていたのかを教えてほしいです!

結局は、SIGNPOSTを理解することが点数のベースになります。私は冊子版を常に持ち歩いて、隙間時間にずっと眺めて頭に残るようにしていました。

参考)kintone SIGNPOSTは、サイボウズ商店で冊子版が販売されています

kintone-SIGNPOST-パターン冊子

僕はSIGNPOSTを覚えるために、Notionで暗記ツールを作っていました。「問題」を見て「解決策」を考えたり、逆に「解決策」を見て「問題」を即座に紐付けられるように勉強していました。

お二人とも、SIGNPOSTを徹底的に使いこなしていたんですね。とても勉強になりました!

「実績登録」で時間を貯金して、SIGNPOSTをベースに事例を翻訳していく……合格への戦略がかなり明確になりました。

まずはSIGNPOSTを自分の言葉で使いこなせるようになることと、試験の時間配分を改善することを意識して頑張ります!

おわりに

いかがでしたか?カイゼンマネジメントエキスパートの資格受験を考えている方にとって、少しでも参考になることがあれば幸いです!

JCSでは、今回登場した「認定資格を持ったプロフェッショナル」たちが、あなたのkintone活用を全力で支援します。

「まずは話を聞いてみたい」という方も大歓迎です。ぜひお気軽にお問い合わせください!


この記事を書いた人

Yoshimura K.

山口県出身。ゲームとアニメが大好きで、秋葉原にあるJCSを選んで上京しました。
不純な動機でしたがプログラマー歴は10年以上になり、WEB開発(PHP/Java/C#/React/JS/TS)|RPA(UiPath)|モバイルアプリ開発(iOS/Android)などの様々な経験があります。kintoneではレーダーチャートプラグインの開発や伴走支援などを担当しています!


X(旧Twitter):@JCSYoshimura