kintoneで簡単カレンダー生成! 1ヶ月分の日付をワンクリックで作成するプラグインを紹介
はじめに
kintoneを活用している方なら、一つのレコードに1ヶ月分の情報をまとめる作業の手間を感じたことがあるかもしれません。毎回の日付入力が面倒で、効率化を図りたいと考えている方も多いでしょう。
そこで登場するのが、ジャパンコンピューターサービスが提供するカレンダー生成プラグインです。このプラグインを使えば、たった一度のクリックで1ヶ月分のカレンダーをkintoneのサブテーブルに自動生成できます。
プラグインの概要
このプラグインは、kintone上でワンクリックでカレンダーを生成し、同じくワンクリックで削除できる機能を提供します。
特に、勤務表や月報など、1レコードに1ヶ月分の情報をまとめたい場合に非常に便利です。
日付を一つずつ手動で入力する手間を省き、業務の効率化を図ることができます。
カレンダー削除ボタンを押すと一括削除もできますので、作り直しも簡単です。
利用シーン
このプラグインは以下のような場面で特に効果を発揮します。
勤務表の作成
プロジェクトやチームごとに、毎日の勤務情報を1ヶ月分まとめる際に役立ちます。
毎日の勤務開始時間、終了時間、休憩時間、総労働時間などをサブテーブルに入力することで、従業員の勤務状況を一目で把握できます。また、シフト制で働くスタッフのスケジュール管理にも便利です。
月報の作成
毎月の業務報告書や活動記録を作成する際に、このプラグインを活用できます。
営業チームが商談内容を月単位で記録する際、各営業日の詳細なデータを簡単に入力できます。また、プロジェクトの進捗状況を月次でまとめる場合にも、日々のタスクや成果を効率よく整理できます。
その他
日付入力が必要なあらゆるアプリケーションで、このプラグインが活躍します。
イベントのスケジュール管理、定期的な点検やメンテナンスの記録、顧客とのフォローアップ予定など、日付情報が重要な場面で、手動入力の手間を省いて業務の効率化を図ることができます。特に、複数のタスクやアクションを1ヶ月分まとめて管理する必要がある業務に最適です。
補足
- このプラグインは無料で利用できますが、有償サポートも提供しています。
- 生成されたカレンダーは、ボタンを押した回数分作成されるため注意が必要です。
- モバイル版のkintoneには対応していません。
おわりに
このカレンダー生成プラグインを活用することで、日々の業務が大幅に効率化されます。特に、定期的な日付入力が必要なアプリケーションにおいて、その効果は絶大です。ぜひ一度、導入してみてください。