#メンディと学ぶkintone
Vol.6 ROUND関数について
![アイキャッチ](https://jcs-dx-lp-image-bucket.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2023/01/29153726/7c6e2bbc93bbb4e55370022ea67dd5c2-1024x538.png)
こんにちは。ラーメン二郎では「野菜少な目、アブラ、ニンニク」のコールが鉄板のメンディです。
脂肪が、増えました。
さて、今日もkintoneの関数についてお届けします。今回は四捨五入を行う「ROUND」について学んでいきましょう。
ちなみに、私の体重を四捨五入すると・・・いや、やめておきましょう。
ROUND関数とは?
簡単に言うと、四捨五入をしてくれる関数の事です。
ROUND(数値フィールド,四捨五入したい桁数)というルールで入力します。わりと簡単そうですね!
ROUND関数を使ってみる
いつも通り、実際に使って動きを見ていきましょう。
今回は、入力された数値を四捨五入するというアプリを作ってみます。それだけだとシンプルすぎるので、桁数の指定でどのように変化するかもわかるようにします。
![](https://jcs-dx-lp-image-bucket.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2023/01/23142810/image-26-1024x239.png)
設定内容
まず、数値を入力するフィールドを1つ用意します。そして、入力された数値を四捨五入するフィールドを4つ用意します。
フィールド名 | フィールドコード | フィールドの形式 |
---|---|---|
数値 | 数値 | 数値 |
0桁 | _0桁 | 計算 |
1桁 | _1桁 | 計算 |
2桁 | _2桁 | 計算 |
1の位 | _1の位 | 計算 |
フィールドの作成が完了したら、四捨五入用の計算フィールドに、ROUND関数を含む設定を行っていきます。
ROUND関数は「ROUND( 数値, 桁数 )」という形で入力します。「ROUND( 数値 )」のように桁数部分を省略すると、桁数0とみなされて、小数点以下第1位で四捨五入されます。
![](https://jcs-dx-lp-image-bucket.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2022/12/21102828/image-33.png)
「桁数」に「1」を指定した場合、小数点以下第2位が四捨五入されて、小数点以下第1位までの数値が計算結果になります。
![](https://jcs-dx-lp-image-bucket.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2022/12/21102806/image-32.png)
同様に、「桁数」に「2」を指定すると、小数点以下第2位までの数値となります。
![](https://jcs-dx-lp-image-bucket.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2022/12/21103015/image-34.png)
整数も対応可能で、「桁数」に「-1」と指定すると、1の位が四捨五入されます。
![](https://jcs-dx-lp-image-bucket.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2023/01/23142536/image-24-1024x421.png)
設定完了後、画面右上にある、アプリを更新ボタンをクリックして更新を反映します。
![](https://jcs-dx-lp-image-bucket.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2022/12/21103539/image-35-1024x221.png)
これでROUND関数を使用する準備が整いました!
実行結果
レコードの追加画面を開いて、数値フィールドに値を入力してみます。
結果は・・・?
![](https://jcs-dx-lp-image-bucket.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2023/01/23143553/image-27-1024x236.png)
それぞれ、指定した桁数で四捨五入できていますね!
調子に乗って、いろいろなパターンで試してみます。
![](https://jcs-dx-lp-image-bucket.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2023/01/23143646/image-28-1024x236.png)
![](https://jcs-dx-lp-image-bucket.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2023/01/23143724/image-29-1024x239.png)
4以下は切り捨て、5以上は切り上げをしっかりしてくれています。
メンディが頭で計算すると一瞬フリーズしますが、kintoneは一瞬で計算してくれます。性能の差を感じます。
今日のまとめ
今回はROUND関数についてご紹介しました。IF関数と同じく、こちらも利用頻度や実用性が高い便利な関数です。桁数部分の特性を把握すれば、IFよりも簡単に使いこなすことができると思います。
今回は四捨五入のパターンだけを扱いましたが、切り捨てや切り上げができるROUND関数もあります。それは次回の応用編でお届けしますので、お楽しみに!
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