おしゃべりkintone vol.1 kintone開発のやりやすさと難しさ

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kintone
2024年07月04日

おしゃべりkintoneは、JCSのメンバーがkintoneに関する雑談をする会です。

kintoneエンジニア同士のおしゃべりの中には、共感や新しい発見がつまっています。そして、テーマとはだんだんズレていったりするのも雑談のおもしろいところ。

それらをみなさまに少しずつお届けしていきますので、お楽しみください!

今回のテーマは、kintone開発における、やりやすさと難しさ

今日は、開発エンジニア目線で見た、kintone開発のやりやすさと難しさについて雑談したいと思います!
まず、私はkintone歴5年くらいなんですが、吉村さんはどれくらいになりますか?

1年半くらいになりますね。なので、けっこう経験も知識も増えてきたかなと感じます。

色々把握して、うまく使いこなせてくる時期ですね。
最初の頃感じていたkintone開発のイメージと、今のイメージって違ったりしますか?

それはあまりないですね。
もともと、できることは限られているというイメージがあって、良くも悪くもやっぱりそうだよねっていうイメージを今も持っています。

そうなんだ。良くも悪くもってことだけど、やりやすいと感じる点はどのあたりですか?

基本機能で色々なことが実現できるのはやりやすいです。それと同時に、kintoneの仕様でできないことは、ハッキリできないと言える部分もいいですね。

スクラッチ開発の場合、そういった制限がないから逆に困る、みたいなときもあるので。
お客様も理解しやすくて、やりとりがスムーズにできると思います。

なるほど。「難しいけど、技術的にはできます」みたいな感じだと、お客様の理解が難しくて「できるの?できないの?」みたいになるからね。
アプリを作る中でのコミュニケーションはとても大事なので、相互理解がしやすいというのはメリットですね。

逆に、難しさを感じる点はどんなところですか?

kintoneは連携サービスやプラグインも魅力で、その点はすばらしいんですが、多種多様のサービスがあるので、把握するのが大変だなとは感じています。

確かにそうだね。見つけるのも、検証するのも結構時間を使うし。
でも、その知識差で実現方法が変わるから、その知識はとても大事になると思う。

知識は増やしていこうと思いつつ、実際のところ、どこまで把握できるかは限界はありそうとも感じます。山田さんはどのように感じていますか?

私も、限界はあるなと感じています。なので、今はある程度開き直ってますね。
kintoneエコシステムをすべて把握することはできないから、自分の知っている範囲の手段で、目の前の課題に対する最適な解決策が出せればいいかなと思って進めています。

kintone関連の情報はどうやって手に入れる?

最近はカスタマインを使うことが多くて、万能だからこれだけでいいかなという気持ちになることもあります。でも、もっと選択肢を持っていたいと思う部分もあります。

そこで感じる課題は、選択肢となるkintone関連の情報をどう増やせばいいんだろうということです。
そのあたり、山田さんはどうしていますか?

最近感じていることは、発信する人に情報は集まるってことかな。よく言われることでもあるけど。

なるほど。kintone界隈だと、X(ツイッター)とかですかね。
でも、それってどうしてなんでしょうね。

いい情報を発信するには、色々と知識が必要なので、物事をきちんと調べる気持ちが強くなるのも一因だと思う。

たしかに。ファクトチェックみたいなこと、しますもんね。

そうそう。いい情報を発信すると、SNSだから人とのつながりもできて、その中で情報を得るというのも当然あるし。発信をすることで好循環ができるのかな。

逆に言うと、情報を一生懸命探すだけっていうのは、なかなか大変だと思う。

あー、なるほど。無闇に情報を追っても、つまらないし知識がたまらない気がします。

あとは、サイボウズパートナーであることも大きいかも。
プロダクトパートナーさんは、製品説明のミーティングをしてくれるから。k-Reportとかカナルウェブとか、吉村さんも参加したよね。

そうですね。あ、こんなのあるんだって感じで知識が得られるので学びになりました。
そのあたりで自分の引き出しが当初よりも増えたと思います。

とはいえ、発信者になるとか、パートナーになることは全員はできないです。
なので、ユーザーさんにとっては、情報を持っているパートナーに頼るとか、数多くあるkintoneコミュニティを活用することはいい方法だと思います。

手に入れた情報をどう生かせばいいのか?

情報があればkintone開発はやりやすくなりますが、情報を得ることが意外と難しいのも事実。私たちは、得た情報を社内外へ生かしていくことも大事にしたいですね。

そうですね。山田さんと一緒にお客さんと打合せをしていると、こういう方法もあるのかと感じるときがあります。
それを社内のメンバーや社外の方々にも共有できると、もっとkintone開発がやりやすくなるだろうな、と思ったりしています。

たしかに。どうするのがいいかな。

社内で言うと、週一くらいの頻度でスキル共有会をやりたいんですが、なかなか情報をまとめる時間がとれなくてスキップになりがちなんですよね。
もう少し頻繁にやりたいなって気持ちはあります。

そうだね。その内容が社外にも共有できるともっとよさそう。でも、けっこう意欲と労力が必要なんだよね。そこが課題。
このおしゃべりkintoneもそういう背景があって、気楽にスムーズに届けられるといいなと思ってます。

情報の獲得と共有のサイクルをうまく回して、kintone開発をもっとやりやすくしていきたいですね!

初回としてはいい感じのオチになったので、今日はこのあたりにしましょう笑
ありがとうございました!

おわりに

いかがでしたか?JCSのメンバーに興味を持って楽しんでいただければ、我々としてもうれしいです。

kintoneの困りごとを話したい、私も雑談したい、情報交換したいなど、お気軽にご連絡ください!