#メンディと学ぶkintone
Vol.6 ROUND関数について

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kintone
2023年01月23日

こんにちは。ラーメン二郎では「野菜少な目、アブラ、ニンニク」のコールが鉄板のメンディです。

脂肪が、増えました。

さて、今日もkintoneの関数についてお届けします。今回は四捨五入を行う「ROUND」について学んでいきましょう。
ちなみに、私の体重を四捨五入すると・・・いや、やめておきましょう。

ROUND関数とは?

簡単に言うと、四捨五入をしてくれる関数の事です。
ROUND(数値フィールド,四捨五入したい桁数)というルールで入力します。わりと簡単そうですね!

ROUND関数を使ってみる

いつも通り、実際に使って動きを見ていきましょう。

今回は、入力された数値を四捨五入するというアプリを作ってみます。それだけだとシンプルすぎるので、桁数の指定でどのように変化するかもわかるようにします。

設定内容

まず、数値を入力するフィールドを1つ用意します。そして、入力された数値を四捨五入するフィールドを4つ用意します。

フィールド名フィールドコードフィールドの形式
数値数値数値
0桁_0桁計算
1桁_1桁計算
2桁_2桁計算
1の位_1の位計算
※フィールドコードには先頭に数字を使用できないため「 _ 」(アンダーバー)を入れています。

フィールドの作成が完了したら、四捨五入用の計算フィールドに、ROUND関数を含む設定を行っていきます。

ROUND関数は「ROUND( 数値, 桁数 )」という形で入力します。「ROUND( 数値 )」のように桁数部分を省略すると、桁数0とみなされて、小数点以下第1位で四捨五入されます。

「桁数」に「1」を指定した場合、小数点以下第2位が四捨五入されて、小数点以下第1位までの数値が計算結果になります。

同様に、「桁数」に「2」を指定すると、小数点以下第2位までの数値となります。

整数も対応可能で、「桁数」に「-1」と指定すると、1の位が四捨五入されます。

設定完了後、画面右上にある、アプリを更新ボタンをクリックして更新を反映します。

これでROUND関数を使用する準備が整いました!

実行結果

レコードの追加画面を開いて、数値フィールドに値を入力してみます。
結果は・・・?

それぞれ、指定した桁数で四捨五入できていますね!

調子に乗って、いろいろなパターンで試してみます。

4以下は切り捨て、5以上は切り上げをしっかりしてくれています。

メンディが頭で計算すると一瞬フリーズしますが、kintoneは一瞬で計算してくれます。性能の差を感じます。

今日のまとめ

今回はROUND関数についてご紹介しました。IF関数と同じく、こちらも利用頻度や実用性が高い便利な関数です。桁数部分の特性を把握すれば、IFよりも簡単に使いこなすことができると思います。

今回は四捨五入のパターンだけを扱いましたが、切り捨てや切り上げができるROUND関数もあります。それは次回の応用編でお届けしますので、お楽しみに!

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